左手には三間続き、30人収容可能の広い座敷が広がり、座卓のほか、テーブル席もあります。別にパーテションで仕切られた個室もあります。
奥の廊下の向こうには、老松が茂り、大岩をくりぬいた手水鉢の中に金魚が泳いでいる、手入れの行き届いた日本庭園が。
テーブル・座卓には、焼肉店のように1卓の真ん中に一つではなく、4人掛けなら4つといった人数分の収納式コンロが備え付けてあります。
メニューはこちらの名物釜揚げ蕎麦の他、ざるやおろし、温かい蕎麦など一通りの蕎麦メニュー、丼ものもあります。天麩羅や出汁巻き、唐揚といった蕎麦前を楽しめる一品もあり、老若男女に受け入れられるお店です。
程よく塩の効いた揚げ蕎麦と小魚の揚げたつきだし、ひね鶏の炭火焼や土手焼き、出汁巻きで蕎麦前を楽しんだ後、名物の釜揚げ蕎麦を頂きます。一人一人に設えられた大きな茹で釜で、生蕎麦を自分で茹でて、すくい上げたそのままを汁につけて口に運ぶといった寸法です。
汁は甘く濃い目。こちらもアツアツです。この汁を溶いた全卵で割って濃さを調節します。薬味は辛味大根と青ネギ。蕎麦は切り揃えの良い二八蕎麦です。大野産との事です。
沸騰した釜の湯ににそっと蕎麦を泳がせると、湯が対流しているので自然とほぐれていきます。数秒ですくいあげ、汁に付けていたただきます。ずるっとすすりあげると、まろやかな卵汁の風味が口の中に広がります。冷水でしめたりしていないのに、思いの他腰があります。
釜揚げ蕎麦は一人前200gとやや量がありますが、卵の絡んだ汁ののど越しの良さもあり、あっという間に完食です。釜揚げ蕎麦は全国的に珍しいかと思いますし、自分で茹でながら食べるというエンターテイメント性の面白さがあり、楽しいひと時を過ごすことができました。
一人一人に茹で釜が用意されているので、自分の好みの茹で方、食べ方ができ、他人にとられる事もありません(笑)。暑い夏でも釜揚げ蕎麦はよく出るそうです。
牛肉カレー蕎麦セットというものがあり、土鍋に入ったカレー蕎麦をコンロの火にかけたまま、アツアツで食べるそうです。仕上げは残った汁にご飯を投入してカレー雑炊としてしめる事ができ、こちらも人気だそうです。予約制ですが、ツムラの河内鴨を使った鍋コースもあります。
昼の蕎麦だけで2.5kg~3kgを3~4回、時には追い打ちを打つそうで、人気のほどがうかがえます。
夜の部は最近始めたられたようで、まだアナウンスが行き届いていないせいか、ゆっくり過ごせます。
店名 | むら田(和泉市) |
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電話番号 | 0725-56-5060 |
住所 | 大阪府和泉市伏屋町5-2-19 |
アクセス | 泉北鉄道光明池駅から徒歩15分位 |
営業時間 | 昼 11:30~15:00 夜 17:30~20:00 |
定休日 | 月曜日 |
平均的な予算(昼) | |
平均的な予算(夜) | |
予約 | |
クレジットカード | 不明 |
個室 | 10人掛け位の個室1室 |
席数 | 30席 |
駐車場 | |
禁煙 | 時間帯禁煙 |
アルコール | あり |
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