美味しい蕎麦をもっと愉しむための蕎麦情報ウェブマガジン

高洲南小学校に隣接した場所にあって、国内産の玄そばを自家貯蔵・製粉して提供している手打ち蕎麦店です。「十割蕎麦は、常陸秋蕎麦と福井産ブレンドで、二八蕎麦は、北海道幌加内産や音威子府産の玄そばを使用している」とのことでした。

品書きを見ると品数の多さに驚きましたが、まずは「十割蕎麦」を注文しました。丸い笊に盛られた蕎麦は、麺線がとてもきれいで、細くてキラキラと輝いていました。そばの香りがかすかに伝わってきて、とてものど越しのよい蕎麦でした。

写真に撮るのを忘れてしまいましたが、続けて「鴨汁つけそば」を注文しました。温かいつけ汁と鴨が別々になって出てきました。鴨肉はせっかくですので最初のひと口は、山椒粉を少しふってそのまま食べました。思いのほか柔らかくて鴨肉の素の味を堪能できました。残りの肉は汁に浸けて食べました。特有の臭みがほとんどなくて美味しくいただきました。

　後に出てきた「蕎麦湯」は、茹でたそばのエキスがたっぷり入っていて、気持ちよく締めをいただき、満足感いっぱいのお蕎麦でした。