そば粉を使った焼き菓子工房「casico」併設のそば屋があるとのことで、とても惹かれたため、伺うことにした。
店は畑と集落の中、分かりにくい場所にあるが、人気店らしく昼頃に到着すると駐車場はほぼ埋まっていた。まず外観の「和」の雰囲気がとても素敵で、入る前からワクワクした。門を入ると入口まで石臼を利用したステップが並んでいる。
中へ入ると、内装は木を基調とした落ち着いた雰囲気で、カウンター・テーブル席、座敷がある。家族連れから年配夫婦まで様々な年代のお客さんが訪れるようである。
お店のおすすめは蕎香セットとのことでこちらと、天もりそばを注文した。蕎香セットはそばの実入りごはん、とろろ、もりそばのヘルシーなセットで夏に最適なサッパリメニューである。
天もりは採れたての無農薬自家栽培野菜天ぷらともりそばのセットである。どちらも冷たいおそばを楽しむ。細かく挽いたそば粉を使用しているようで、色は白めであった。みずみずしく、つるみ・弾力に優れており、食べやすくとても上品なおそば。しかし風味という点では少し弱いような感じを受けた。そばの実入りごはんはとろろをかけていただいたが、優しい味でスッと体に入ってきた。実の独特な食感も楽しめた。天ぷらは野菜そのものの味が生かされていた。盛り付けも綺麗であった。
こちらのお店では自産自消をコンセプトにしており、原料の玄そばは自家栽培、自家製粉石臼挽き。野菜も前述した通り自家栽培したものを使用している。
帰りにそば粉の焼き菓子工房casicoに寄った。外観も中もオシャレでクッキーやスコーンなど様々な焼き菓子が並んでいた。焼きたてのスコーンの良い香りがした。食感などを考慮してそば粉100%ではないが、そば粉の風味や独特なサクッと感が感じられるよう配合を工夫しているとのこと。いくつか購入して自宅でいただいたが、素朴な優しい口当たりでとても美味しかった。自然派の若い女性の需要もつかめる、はやりそうなお店だと感じた。
店名 | 農家そば処 通の隠れ家 蕎香(壬生町) |
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電話番号 | 0282-82-4473 |
住所 | 栃木県下都賀郡壬生町下稲葉874 |
アクセス | 東武宇都宮線壬生駅から、北西へ徒歩約35分。 |
営業時間 | 11:00~14:00 日曜営業、夜は予約時のみ営業 |
定休日 | 火曜日 |
平均的な予算(昼) | 1,000~1,200円 |
平均的な予算(夜) | |
予約 | 可 |
クレジットカード | 不可 |
個室 | なし |
席数 | 24席(カウンター・テーブル席、座敷あり) |
駐車場 | あり |
禁煙 | 禁煙 |
アルコール | ビール、焼酎、日本酒 |
ホームページ | http://www16.plala.or.jp/tadataka/kyoka/ |