美味しい蕎麦をもっと愉しむための蕎麦情報ウェブマガジン

　最近のお気に入りのお蕎麦屋さん、白金高輪にある『夢保』、以前は世田谷区鷹番のほうにあったようです。1982年創業ですが、白金高輪に移転したのは2012年です。
　ホームページによると、1日分のみ挽き、なくなり次第終わりらしいです。休み時間なく暖簾を出しているのも有難いことです。

　もう、数回訪問していますが、一番のお気に入りの蕎麦はお店の名前がついた、夢保と言うお蕎麦。こちらは、大根を桂剥きにした刺身のつまのような大根が蕎麦と一緒になっている一品。これは、大根と蕎麦のバランスがとても良く夏の暑い日には食べたくなるお蕎麦です。 

　今回は、原点に戻り『せいろ』をオーダーしました。薬味は、葱(白)、山葵。つゆは鰹の香りと少し濃く甘めでした。

　蕎麦粉は、挽きぐるみで石臼を使い粉にしています。非常にコシが強く弾力ある麺です。

　蕎麦湯が提供されたのは、蕎麦が出てきてすぐだったので、食べ終わり、蕎麦湯を蕎麦猪口に注ぐ時には、もうそば粉が沈殿していました。個人的には、蕎麦湯のトロッとした感じが好きなんで、もう少し食べ終わるタイミングで出して欲しかったです。 

　とはいえ、大好きなお蕎麦屋さんなのでこれからも通います。ごちそうさまでした。