新緑がまぶしい5月、蕎麦鑑定士仲間と山形県へそばの視察に出かけました。まずは全国でも有名な蕎麦屋、ミッシュランにも認められた「あらきそば」に訪問した。
GWが終わり、お店の人は落ち着いていると言うが、11時台にもかかわらず、駐車場はいっぱい、人気店です。江戸後期の作りという茅葺き屋根の古民家、玄関を入ると囲炉裏があります。囲炉裏の奥が厨房、厨房からいらっしゃいませの声がかかります。
小さな座布団に、小さな机、壁や窓は屋外を感じるような古さですが、江戸時代にタイムスリップしたような雰囲気です。新幹線に乗って、3時間、山の奥の奥まできて、さらにこの雰囲気は、非日常的で、旅情感が高まります。
メニューは2種類、もり1人前820円、1,5人前1230円、ざるそばも、かけそばもありません。サイドメニューに、にしんの煮付けがあります。山形県の蕎麦は「板そば」と言われる。木で出来た長方形の器に盛られてくる。特にあらきそばの特徴は 「超極太生粉打ち」太く、噛みごたえのある十割そばです。
運ばれてきた器の大きさにびっくり、これで1人前。あまりの太さに、いつものように蕎麦をすすることはできない。1本1本を噛み締めながら、食べる。口の中にそばの甘味が広がる。蕎麦の風味がどんどん強くなってきました。サイドメニューのにしんの煮付けと野菜の漬物は、ちょうど良い箸休めでした。最初多いと思った麺も、噛み締めているうちに、なくなり、もっと食べたい気持ちになりました。
ほかの場所では味わえない旅情の中で、ほかでは味わえない突き抜けた蕎麦、遠くからでも訪問する価値のある名店でした。ごちそうさまでした。
店名 | あらきそば(村山市) |
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電話番号 | 0237-54-2248 |
住所 | 山形県村山市大久保甲65 |
アクセス | JR村山駅から車で15分 |
営業時間 | 午前11時~午後5時まで |
定休日 | 毎週水曜日 |
平均的な予算(昼) | 1000円~2000円 |
平均的な予算(夜) | |
予約 | 不可 |
クレジットカード | 不可 |
個室 | 無 |
席数 | 40席 |
駐車場 | 有 |
禁煙 | 禁煙 |
アルコール | 有 |
ホームページ | http://arakisoba.com |